格下表現する人、実は組織の癌だった⁈

格下とは

格下って何ですか?
単純に位や地位が自分より、自分達より下ってことです。
ならどんな時にこのワードを使うのでしょう。
スポーツ、学業など争い事や勝負事の時に使われているのをよく耳にします。
実際に使うとしたらどの様に使いますか?
スポーツで例えるとします。
・格下相手なんかに負けるな
・相手は格下だから〜
・相手は格下だけど〜
・格下のチームでも関係ない
などが簡単に挙げられ、スポーツの場でそう言った表現が日頃飛び交っているのを感じます。

格下表現のプラスの狙い


・勝たなければいけない義務感とプライドの向上
・理想結果の設定のしやすさ
・イメージの幅を広げられる
            などなど

格下表現は必要か

なぜ格下表現を問題に挙げるのか。
自分はサッカーをしています。
どの環境でプレーしても、どうしても自チームより、下部リーグに属するチームが存在します。活動や試合をする中で、格下だからという表現をよく耳にすることが多く、どのカテゴリーや年代でプレーしてもその言葉は常に付き纏ってきます。
現に今のチーム下で週末の対戦相手に対して、監督とキャプテンが口を揃えて、格下を発言したんです。
自分はこの言葉が嫌いです。
必要ないと思います。
増してやチームの指揮官と中心選手がこの言葉を発信することで、チームにどんな現象が生まれると思いますか。

予測される現象


心に余裕ができ、それがプレー強度や行動に出る場合があります。
単純に相手を舐める様な発言や表現をする選手が出る場合があります。
危機感が薄れ、怪我のリスクが発生する可能性も出てきます。
まだまだあると思いますが、全てが正しい問題ではないですし、全てのチームに起こる現象でもありません。少なからず自チームではある現象で、同じ悩みや考え方をしている方も居られるのではないかと思っています。

対戦相手がどのカテゴリーであれやるべき事は変わりませんし、メンタリティの面で隙を作ってしまうことでチームに良いことは生まれにくいと思っています。
結果が同じでも試合内容が上手くいかなかったらチームにとっても選手にとってもマイナスに捉えられますよね。
どの選手やチームに対してのリスペクトは必要ですし、いくら相手に対して表現していないからといって認知し、隙があれば同じです。
だったら最初から言わなければ良いのにっと思ってしまいます。
結果として、まとめる際に義務化として伝えるのは、その後のプライドやより一層増した危機感や使命感の促しとしては良いのかもしれません。
はっきりいってベストな答えは分かりません。笑
でもその発言や格下っていう表現があるから何?スタイルや目標設定を変えるの?って。
例えばです。
格下相手に負けたとします。
今まで話している自チームの場合、監督やキャプテンが格下表現をしていますよね。
試合中や試合終わりに投げかけられる発言は大抵、格下相手なんかに負けて…です。
そういう試合とチーム雰囲気を作ったのはあなた方ですってなります。笑
そんなの選手に言われても困ります。選手が負けようと勝負しているわけありませんし、上手くいかない理由がどこからか隙がありそれに気づけと言われても、難しい問いです。
そんなコーチングがチームの上層部から出ている間はまだまだなのかなと勝手に思っています。反対にこれから変化を起こせるチャンスでもありますし、チームの根にあるメンタリティを自分が変えられるチャンスでもあるのかと思うとワクワクします。

自分が正しいとは思っていません。
同じ考えだったり、上手くいかない原因がこの格下メンタリティにあるのかもしれないってだけです。格下に負けることってスポーツの世界よくあることなんですよね。
なにが起こるか分からないから面白いし楽しいんです。
勝負に決まった結果なんて存在しません。(八百長は別です…。)

皆さんはどう思いますか?

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